Obsidian:吉田のデイリーノート、23年秋 その2

ツール活用

テンプレ変更がすでに6回目

「女心と秋の空」ではありませんが、完成したと思ったテンプレートも、使えば数日でアラや微妙な不満が生まれて、先のブログ記事から大幅に変更すること3回目。
それから3週間程度は変更していないのでFixしたかなと。前回記事と見比べながら読んでいただければ幸い。

いちおう紹介はするのですが、AutoHotkeyも併用するなどガッツリ自分仕様になっているため、参考になる部分が少ないかもしれません。
あらかじめご了承ください。

デイリーノートのテンプレート Ver.6

前回からの変更部分だけをピックアップします。

  • 1-line Diary(手動)
    一番最初に作ったテンプレでは「4行日記:事実・発見・教訓・宣言」ていう意識高いものやってたけど続かなかった。意識低く1行ボヤくだけならTwitterを思えば楽だろうと始めたもの。これは続いてる。
  • Task / Idea / Want(別ノートから自動抽出)
    今日作成したチェック付きのタスク/ネタ(#Neta付き)/欲しいもの(#Want付き)をTasksプラグインで抽出する枠。各タスクはQuickAddで別ノートに記載している。詳細は後述。
  • Memo(別ノートを自動埋込)
    QuickAddプラグインで記述する点は変わらないが、別ノートに記載しているものをノート内リンク(***.md#見出し名)して、かつ埋め込みリンクで表示させている。
  • 2Hop Links Plus枠(自動表示)
    2Hop Links Plusプラグイン導入して、ノートの一番下に関連ノートを自動表示。これはデイリー以外も共通。

実際のデイリーノート使用例

超縦長になりました注意。
もちろん毎日このボリュームにはなってません、全然w

直接デイリーノートに記述するのは2項目だけ

デイリーノート内で直接入力するのは 1-line Diary と MySelfMeter だけに絞っている。

それ以外は別々ノートにQuickAddプラグインか、Obsidian外でQuickAddと同様の動作する自家製AutoHotkeyで記載しており、それを引用リンク表示か、Taskプラグイン・Dataviewプラグインで抽出表示している。

Memoはリスト記述からコード記述に変更。縦長になるけど見やすくなった。

以前のテンプレでは、チェック付きタスクは用途別に見出しを作ってたが、ノートが長くなるのでひとまとめに。
また、参考にしたURLは Reference という見出しに別途直接記載してたが、Memoに集約している。

メモとチェック付きタスクは別ノート

Memoは、Obsidian Memosプラグインや Mobile First Daily Interfaceプラグイン(MFDI)の使用感を参考に、自分好みのまとめ方を模索した結果。

「Memo_YYYY-MM」のファイル命名式で月次のメモノートが自動生成され、そこに日付見出しとメモが記載される。デイリーノート側では日付の見出しで引用表示している形。

Obsidian上のQuickAddプラグインは、2番目のコード記述式でメモを取り込んでメモノートに記載。数字は時間(HHMM)。

Obsidian外の例えばブラウザ上では、自家製AutoHotkeyのショートカットキーを起動するとメモ入力窓を表示して、メモノートに同じ書式で直接追記します。Obsidian自体が起動していなくても問題なし。

さらにブラウザ上の場合はAutoHotkeyでURLを取得して、URL先META情報からサムネイルURLや説明を抽出し、Auto Card Linkプラグインのブログカードの書式でメモノートに記載している。
というのもコード記述式では中身のURLはリンクにもならないため。

この部分の味付けがMemosやMFDIと違うところ(プラグイン側のインターフェースではブログカードっぽくなるけど、ノートの実記載ではそういう風に見えないため)。

チェック付きタスクは「Task_YYYY-MM」「Idea_YYYY-MM」「Want_YYYY-MM」のファイル命名式で個別のノートを生成して、QuickAddプラグインか自家製AutoHotkeyから追記。

各ノート間の関係性と理由

メモとチェック付きタスク3種をわざわざ別のノートにしている理由は2つ。
この2つを考慮してデイリーノートと周辺ノートを再構築した。

  • QuickAddプラグインと自家製AutoHotkeyの併用
    以前の自家製AutoHotkeyについては別記事を書いたが、動作を変更してObsidian起動有無に関係なくノートに追記する形とした。
    その際に簡単に追記するにはデイリーノートから切り離して運用が無難と判断した。
  • ウィークリーノート等の引用を考慮
    ウィークリーノートは引用と抽出を多用する作りにしており、メモとタスクは各デイリーノートから引用するより、各用途別ノートから引用のほうが作りが楽だったから。

という感じで、ようやく落ち着いたデイリーノートのテンプレートでした。

ウィークリーノートやマンスリーノートはこれをどのようにまとめるかという作りでしかないため、基礎となるデイリーノートを納得いくまで作り込むのはアリだと思う。

ウィークリーノートのテンプレートや、自家製AutohotKeyのアップグレード版については、機会あればまた記事にします。

参考

📘Obsidian Memos みたいなプラグイン Mobile First Daily Interfaceを作ったワケ - Minerva
📘Obsidian Memos みたいなプラグイン Mobile First Daily Interfaceを作ったワケ - Minerva
Twitter 形式でメモが残せる Obsidian Memos で「考えるな、書け」を体現できるくらい筆が進むようになった
Obsidian-Memos という Obsidian のプラグインを Twittier で見かけて1ためしてみたら、Obsidian が更に便利になったので紹介。 以下、こんな感じで daily journal に list or tas...